議員にならせて頂いて、これほど憤り、そして無力感を感じたことはありません。行政側からでてくる言葉はできない・やらない事をなんとか肯定しようとの言い訳にしか聞こえない口述ばかり。なんで、もう1歩踏み込んでものを考えられないのか?対処できないのか、不思議でなりません。以下、有志の方がご教示下さった資料をお示ししますので、ご覧下さい。

「犬及びねこの引取り並びに負傷動物等の収容に関する措置」
平成18年1月20日 環境省告示第26号より引用
■26号・第3-2
都道府県知事等は、施設に保管する犬、ねこ等の動物(以下「保管動物」という。)のうち、所有者がいると推測されるものについては公報、インターネット等による情報の提供等により、また、標識番号等の明らかなものについては登録団体等への照会等により、当該保管動物の所有者の発見に努めること。
■26号・第3-6
施設における保管の期間は、できる限り、保管動物の所有者、飼養を希望する者等の便宜等を考慮して定めるように努めること。
■26号・第3-7
保管動物の飼養を希望する者の募集、保管動物の譲渡し後の飼養の状況を確認するための調査等の業務については、必要に応じて動物愛護推進員、動物の愛護を目的とする団体等との連携を広く図りつつ行うように努めること。
■26号・第3-8
保管動物の所有者及び飼養を希望する者の便宜を考慮して返還及び譲渡しを行う場所等の指定を行うとともに、それらについて周知に努めること。

この告示の取り扱い方は、市町村でも開きがあります。哀しいかな、本市では譲渡率ゼロ、ワーストワンの不名誉を被っています。これを受け、本年度予算では1000万円の予算処置が取られました。しかし、あくまでも「所有者がいると推測されるものについては公報、インターネット等による情報の提供等により・・」とあるように、飼い主さんに戻してあげる最大の努力をしやなあきません。現在の情報提供方法は活字のみ。「百聞は一見にしかず」の諺にもあるように、文字の情報だけでは判断がつかない場合もあります。そこで「1枚の写真」でも公開してもらえませんか?との申し入れに対し、文頭にある始末。職員さんの日頃の業務に対する献身は十二分に理解するのですが・・・

ここが踏ん張りどころや!!!と、沈思黙考する、議員活動184日目でした。